プレミアリーグ第9節で最後となったアーセナル対レスター・シティの試合が月曜日の夜に開催され、アーセナルが3-1で逆転勝利を収めた。
中断期間前の時点で公式戦9連勝と絶好調のアーセナル。懸念されていた”FIFAウィルス”も大きな影響を受けることなくホームでレスターを迎えた。勢いそのままにアーセナルが優位に試合を進めるかに見えたが、序盤から攻勢に出たのはアウェイのレスターだった。得意のカウンターでサイドと中央から失点の多いアーセナルDF陣切り裂き、決定機を創出する。ホームチームが対応に追い付けないまま迎えた30分、左サイドからベン・チルウェルがドリブルで進入して左足でクロスを送ると、エクトル・ベジュリンの足に当たりボールはそのままゴールに。アーセナルが予期せぬ形で先制を許してしまう。嫌な雰囲気がエミレーツ・スタジアムに漂いだしたが、これを払しょくしたのは背番号「10番」を背負ったメスト・エジルだった。45分にドリブルで素早く前を向き右サイドにパスを出すと、ベジュリンがダイレクトで折り返す。反応したエジルが左足できれいに流し込み、同点に追い付いて試合を折り返す。
前半終了間際に得点したことで、後半は完全にアーセナルのペースに。63分にエジルのスルーパスに抜け出したベジュリンがグランダーのクロスを供給し、最後はピエール＝エメリク・オーバメヤンが押し込んで、アーセナルが逆転に成功。尚も攻撃の手を緩めないアーセナルは、66分に流れるようなパスワークからエジルがラストパスを送ると、オーバメヤンが今試合2得点目となるゴールを挙げて勝負あり。逆転勝利を収めたアーセナルが公式戦10連勝を達成した。
