カツ丼好きの期待を裏切らない一品

「ツルミのカツ煮まん」

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 片手で食べられるカツ丼―。「こんなのあるんだ!大賞」関東代表に選ばれた「ツルミのカツ煮まん」はそんな言葉がぴったりの商品だ。見た目は中華まんだが、中身はカツ丼の具そのもの。一口頰張ると、自慢のたれで煮込んだトンカツとタマネギの味わいが口に中に広がる。まさに子どものころから慣れ親しんだ定番のおいしさだ。

熱々の「ツルミのカツ煮まん」

 カツ煮まんを生み出した栃木県栃木市のツルミ食堂は五十年以上にわたって地域に親しまれてきた店。平日は地元の常連客や営業マンらで賑わうが、週末になると県外からも家族連れなどがカツ丼目当てに訪れるという。

 そんなある日、小さな子どもをあやしながらカツ丼を食べにくそうにしている母親を見た3代目の鶴見恵子さん。「どうにかして食べやすくしてあげたい」と思ったのがカツ煮まんをつくるきっかけとなった。

 最初は炊いたごはんで包むおにぎりを試したが、具が外にこぼれ出したりしてうまくいかない。そこで中華まんのように皮で包み込む方法を試してみた。常連客らに試食してもらい、皮に米粉を混ぜるなどの工夫を重ねた。たれの汁気が多いと皮に包みにくいが、なるべく具にしみこませることでカツ煮の味わいやジューシーさも実現。常連客からも「これならばカツ丼の味と同じ」とお墨付きをもらい、販売にこぎ着けた。

 「お母さんたちのため」に始めたカツ煮まんだが、店で提供を始めるとカツ丼を食べた後、「お土産に」と買う客が増えてきたという。験担ぎで「受験生の夜食用に」とか「昼ご飯にちょうどいい」という客も。ぎっしり詰まった具のボリュームに加え、皮に米粉を混ぜているため腹持ちもいい。

 店の一番のお勧めは冷凍のまま蒸し上げる食べ方。「生地のふわっふわが違う」という。「レンジでチン」でももちろんOK。約3分30秒で評判のカツ丼の味を手軽に楽しむことができる。

 (47NEWS 宮川浩一)

  商品情報はこちら。https://www.47club.jp/katsuniman/goods/detail/10113227/