Rソックス 第1戦の捕手はレオン ライトがWSロースター入りか

レッドソックスとドジャースによるワールドシリーズがいよいよ明日開幕する。2018年シーズンのクライマックスとなるワールドシリーズの開幕を前に、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は第1戦のスタメン捕手にサンディ・レオンを起用すること、ワールドシリーズのロースターにスティーブン・ライトが名を連ねる可能性が高いことを明らかにした。

レッドソックスはすでに第1戦の先発投手にクリス・セールを起用することを発表しており、コーラは第2戦にデービッド・プライスを先発させることも明らかにした。第3戦と第4戦はネイサン・イバルディとリック・ポーセロが起用される見込みだが、今のところ正式なアナウンスはなし。また、今回のポストシーズンではこれらの先発投手陣とバッテリーを組む捕手としてクリスチャン・バスケスが主に起用されているものの、コーラはセールが先発する第1戦では今季セールが先発した29試合のうち20試合でバッテリーを組んでいるレオンをスタメン起用する方針だ。

セールは「彼と組むと投げやすいんだ。彼は一生懸命勉強しているし、熱心に練習している。走者を送球で刺すのも得意だしね。彼がマウンドに来てくれるとパニックになることもない」とレオンに全幅の信頼を置いており、コーラはセールの意向に従ってレオンのスタメン起用を決断したとみられる。ただし、レオンは攻守両面で精彩を欠くシーンが目立っており、セールの降板とともにレオンもベンチへ退くことになるだろう。レッドソックスは引き続きレオン、バスケス、ブレイク・スワイハートの捕手3人体制で戦う可能性が高く、レオンの打順で積極的に代打を起用することが可能である。

また、当初は地区シリーズのロースターに登録されていながらも右膝の不調によりロースターを外れたライトがワールドシリーズのロースターに登録される見込みである。練習時にライトの様子を見たコーラは「大丈夫そうだね。よく動けていた」と語っており、コンディション面での不安は解消された模様。ライトは登板機会が減少しているブランドン・ワークマンまたはヒース・ヘンブリーに代わってロースター入りすることになりそうだ。

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