【高校野球秋季関東大会】桐蔭が16年ぶり選抜濃厚

 高校野球の第71回秋季関東大会で23日、9年ぶりの出場となった神奈川2位の桐蔭学園が、準々決勝で佐野日大(栃木1位)を8―1で下し、24年ぶり5度目の4強入りを果たした。

 同大会の結果は来春の選抜大会(甲子園)出場校を選ぶ重要な参考資料となり、ベスト4入りした桐蔭は来春の甲子園出場がほぼ確実となった。桐蔭が甲子園に出場すれば2003年春以来、16年ぶりとなる。

 桐蔭は先発の伊礼海斗(2年)が7安打1失点で完投。打っては四回に四球を挟む連打とスクイズなどで3得点。計13安打に8犠打を絡める小技が光った。

 桐蔭は27日、習志野(千葉2位)との準決勝に挑む。

先発した桐蔭学園の伊禮

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