守谷 可燃ごみ600トン屋外仮置き 台風24号の停電影響

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ネットが掛けられた可燃ごみの山。機械を使って消臭剤を散布している=22日午後、守谷市野木崎

1日未明に接近した台風24号の影響が守谷市で続いている。同市野木崎のごみ処理施設「常総環境センター」で、送電線の事故による停電で焼却できなかった可燃ごみ最大約600トンが処理できず、屋外に仮置き状態になっている。搬入されたごみを一時的に貯留する「ごみピット」の扉が停電で開かず、処理できなかったことが要因。同センターが撤去を急いでいる。

同センターは取手、守谷、常総、つくばみらいの4市で構成する常総地方広域市町村圏事務組合(管理者・松丸修久守谷市長)が管理。焼却炉は3基あり、1日当たり258トンの可燃ごみを処理できる。

同センターの停電は1日午前1時15分ごろ発生。ごみピットの扉を終日開けなくなった。この日収集した可燃ごみの行き場がなくなり、同センター近くの屋外ストック場に移動。積まれたごみ袋の山をネットで覆い、鳥よけのプレートをつるしたり、消臭剤をまいたりして保管している。

さらに同センターでは5日夜、停電で緊急停止した焼却炉を再起動した際、3基のうち1基が異常燃焼を起こして故障。仮置きされたごみは1日約4トンずつ処理しているが、故障した焼却炉の復旧のめどが立たず、処理が進んでいない。

同センターによると、焼却炉の修理が完了する見通しが立てば、ごみ処理で応援協定を結ぶ県南地域の焼却施設などに処理依頼することも考えているという。担当者は「衛生的に良くない状況が続いているので早く撤去したい」としている。(鈴木里未)