長野県辰野町にて2018年9月14日、サイクルウェディングが行われた。
辰野町は「日本の中心」として注目を集めており、「ど真ん中ウェディング」と名付けられたこの試みは、自転車で辰野町の観光スポットを走り回り、最後は町役場に婚姻届を提出するというツアー。
企画・プロデュースをしたのは、辰野町地域おこし協力隊の小口 麻利子さん。今回のサイクルウェディングの体験者・第１号ともなった。
ど真ん中ウェディング 〜日本の中心で愛を叫ぶ〜
自身が結婚するにあたって「思い出に残るカタチで、婚姻届を提出したい」と考え、全国どこの自治体でも婚姻届が提出できる事や、その地域の魅力を活かした結婚ツアーがある事を知り、辰野町でもできるはず！と、自転車のコース設定を、世界一周した自転車冒険写真家・小口 良平さんに依頼し、作り上げていった。
町の総面積の約85パーセントが森林という、緑に恵まれた地形を活かし、２人で山の中のダートコースを走ったり、伊那谷が見渡せる大城山から愛を叫んだり、田園風景の中を走りつつ、ライスシャワーの祝福を受けたりと、山あり谷あり。各所に配置されたミッションをクリアしつつ進み、苦楽を共にする姿は、正に「これからの夫婦生活」を凝縮したようなツアーになった。
「ちょっと変わった婚姻届の提出をしたいカップルや、思い出に残る婚姻届の提出をしたいカップ
ル、結婚式のVTR動画を撮りたいカップル。また''セカンド・ウェディング''として、もう一度結婚式をするカップルや、２人の大切な記念日などに体験してもらいたい。２人の「やりたい！」を、全力でサポートしていけたらと考えている」と、小口さん。
ウェディングドレスで走ってもいいし、コスプレで走っても良い。もちろんサイクルジャージでも良い。コース設定も、２人の体力や希望によって変えていく。まだ生まれたばかりの企画、体験してくれた方のアイデアが、今後に繋がっていく。
日本の中心で愛を叫んで、思い出に残る１日を！辰野町では「ど真ん中ウェディング」に興味があるカップルを募集中。
