「高田明さん招聘を」長崎市版DMOの統括者に

 「高田さんにぜひ、声を掛けてほしい」。23日の長崎市議会環境経済委員会。平野剛委員(明政ク)は長崎市版DMO(観光地域づくり推進法人)の統括者に、通販大手ジャパネットたかた創業者の高田明氏を充ててはどうかと長崎市に提案した。

 国は観光振興のかじ取り役となるDMOの登録を推進。長崎市で登録された長崎国際観光コンベンション協会が、来年度設ける最高マーケティング責任者(CMO)の人選を長崎市とともに進めている。

 平野委員は、高田氏の最近の講演に触れ「地域の魅力をいかに伝えるかが重要だ。その点、高田さんは国内屈指の人。駄目もとでチャレンジを」と招聘(しょうへい)を要望。股張一男文化観光部長は、既に人選中である手前「その点も念頭において検討したい」と答えるのがやっとだった。

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