鈴木亮平“西郷隆盛”由来の秘密明かす「本当の名前ではありません」

NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』(日曜午後8時)で主演を務める俳優の鈴木亮平(35)が22日、オフィシャルブログを更新。“西郷隆盛”の名前の由来を明かした。

同ドラマは、薩摩藩の下級武士の長男に生まれ、2度の島流し、3度の結婚を経験し、幕末志士の一人として「勇気と実行力」で時代を切り開いた男。明治維新の立役者でありながら、最期は新政府との戦いに散った西郷隆盛の生涯を描く。 鈴木は、西郷隆盛の18歳から死没する49歳までを演じる。

第三十九回(10月21日放送)の副題は「父、西郷隆盛」。明治2年、隠居し薩摩で穏やかな日々を過ごしていた西郷隆盛(鈴木亮平)は、奄美大島から9歳になる息子・菊次郎(城桧吏)を薩摩に引き取る。しかし、菊次郎は継母となった糸(黒木華)とその息子・寅太郎にも遠慮し心を開かない。一方、明治新政府は版籍奉還など急激な改革を進め、不平士族や農民たちの反乱が各地で起こっていた。そんな時、大久保利通(瑛太)は従道(錦戸亮)に、隆盛を上京させるよう説得させる。

放送翌日、鈴木はおなじみ「西郷どんこぼれ話」と題してブログを更新。同回から、鈴木演じる吉之助が西郷隆盛に変わったことについて、「実はこのお名前、西郷さんの本当の名前ではありません」と説明。西郷の幼馴染である吉井友実の勘違いから、明治政府の役人に本来の名前ではなく、西郷の父親の名前である『隆盛』が伝わってしまったというエピソードを紹介した。

続けて、来週放送の第四十回について、「次週は再び吉之助が表舞台へ」「波乱の明治編。久しぶりに再会する一蔵どんとの関係もお楽しみに」と期待をあおり、田んぼでポーズを決めた写真を公開して締めくくった。

この投稿にファンからは「とてもおおらかな気持ちになれる、楽しいこぼれ話をありがとうございます」「名前間違え面白いですね!」「亮平さん、体つきが本当に西郷どんみたいになってきましたね~びっくりです!」「ますます貫禄と迫力がでてきましたね。次週楽しみにしています」などのコメントが寄せられている。

NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』(日曜午後8時)第四十回「波乱の新政府」は、10月28日放送。新政府への不満が高まる中、大久保(瑛太)と岩倉(笑福亭鶴瓶)は、薩摩の久光(青木崇高)に上京を促す。大久保の態度に激怒する久光は固辞。大久保は藩を完全になくす「廃藩置県」を断行しようとしていた。隆盛(鈴木亮平)は新政府に協力することを決め東京へ。しかし各地の反乱を恐れた政府内はまとまらず、しれつな権力闘争が繰り広げられていた。役人たちのぜいたく三昧な日々に嫌悪する西郷は、大久保の進め方にも反発する。

■鈴木亮平 オフィシャルブログ 「Neutral」 Powered by Ameba

© 株式会社ジェイプレス社