UEFAチャンピオンズリーググループステージ第3戦がミッドウィークに行われ、マンチェスター・シティはアウェイでシャフタール・ドネツクと対戦した。直近のリーグ戦で復帰を果たしたケビン・デ・ブルイネが今試合で先発出場を果たし、久々にダビド・シルバとの”司令塔コンビ”が復活したシティ。昨シーズンのような圧倒的な展開力をシャフタール相手に披露する。30分にペナルティエリア内でこぼれた浮き球を、シルバが冷静にボレーシュートで沈めて先制に成功。5分後にはデ・ブルイネの正確無比なCKからエメリック・ラポルトが頭で合わせ、シティが瞬く間に点差を広げる。後半にも途中出場のベルナルド・シウバが追加点を挙げて3-0の勝利。チャンピオンズリーグ連勝を飾った。
直近のリーグ戦で勝利手にし、復調の兆しが見えたバイエルン・ミュンヘンはギリシャのオリンピック・スタジアムでAEKアテネとの一戦を行った。序盤から戦力差で上回るバイエルンが激しく攻め立てる。スタメンとなったセルジュ・ナブリがドリブル突破を仕掛けてチャンスを創出するも、あと一歩の所でゴールならず。ホームのAEKアテネも切れ味鋭いカウンターを狙うなど、前半はスコアレスで折り返す。後半に入ってさらに攻勢を強めるバイエルン。攻撃のバリエーションを増やしてゴールを狙い続けると、ついにその時が訪れる。61分にアリエン・ロッベンのシュートのこぼれ球に反応したハビ・マルティネスがダイレクトでボレーシュート。これがネットを揺らして待望の先制点を奪取する。63分には連携で相手陣形を揺さぶり、最後はロベルト・レバンドフスキが押し込んで勝負あり。バイエルンが1か月ぶりとなる公式戦連勝を達成した。
