25日は全国的秋晴れ 週末以降は冷えて晩秋の面持ち

24日(水)11時50分現在の雨の様子

 きょう24日午後は、北日本を中心に雨の降る所があるが、西から晴れの区域が広がる見込み。前日より気温が高い予想で、東海から西の各地は23℃~26℃。東京都心でも、肌寒かったきのうより6℃高い21℃まで上がり、日差しが暖かく感じられそうだ。
 
 あす25日(木)は高気圧に広く覆われて、先日の日曜日と同様に日本列島のほぼ全域で晴れる予想となっている。最高気温はほとんどの地域で平年を上回り、関東から西の各地は23℃前後と快適な陽気に恵まれそうだ。ただ、よく晴れる分、内陸を中心に朝と昼の気温差が大きいので、服装でうまく調節する必要がある。

26日(金)と27日(土)朝の天気分布予想

26日(金)~27日(土)は天気崩れる

 26日は北・東日本で日中いっぱい晴れるが、西日本は次第に雲が広がり、早ければ日本海側で夕方から雨が降り出す。27日朝にかけては西日本の太平洋側でも雨の降る所が多く、局地的に雷を伴う見込み。また、東・北日本でも27日午前は、日本海側を中心に雨や雷雨となる予想で、全国的に雨雲が通る時間帯を中心に風が強まるおそれもある。急な天気の変化、落雷や突風に対して注意が必要だ。

週間天気予報(数字は予想最高気温)

28日(日)以降は天気二分

 上空に寒気が流れ込むため、日本海側では来週前半にかけて雲の多い天気が続き、気温が平年を下回る見通し。この方面は非常に変わりやすい天気が予想され、短い時間で晴れ、曇り、雨を繰り返す「時雨(しぐれ)」の状態が続く見込み。関東など太平洋側は日差しがあるが、これまでより気温が下がり、朝晩の冷え込みや空気の乾燥具合を肌で実感しそうだ。(気象予報士・高橋 和也)

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