全国コンペで優秀賞 統計データ分析で田辺工高校生

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 全国から統計データを分析した論文を募り、そのアイデアや技術を競う「統計データ分析コンペティション」で、田辺工業高校(和歌山県田辺市あけぼの)機械科3年生の宮本雨月君(18)、金山瑠依君(18)、門脇俊樹君(18)による論文が優秀賞に選ばれた。

 高校生の部と大学生・一般の部があり、高校生の部には全国の7校が応募。審査の結果、総務大臣賞と優秀賞、日本統計協会賞、特別賞をそれぞれ選んだ。

 田辺工業高校の宮本君らは、全国の市町村ごとに人口や事業所数、歳入・歳出など100項目以上のデータをまとめた「教育用標準データセット(SSDSEデータ)」と、文部科学省による全国学習状況調査結果を分析。関連する項目と数値を抽出し、小学生の学習への関心や取り組みについて、大家族世帯ほど良い影響を与えると指摘した。

 論文の作成は8月中旬から始めた。門脇君が都道府県ごとの平均値を算出し、金山君が数値の打ち込みと計算を担当。それを基に宮本君が論文を書いた。役割分担しながら、1カ月ほどかけて仕上げたという。

【統計データ分析コンペティションで優秀賞を受けた、田辺工業高校3年生の(右から)門脇俊樹君、宮本雨月君、金山瑠依君=和歌山県田辺市あけぼので】