列車事故、運転士は事故前に報告

台湾政府調査、台鉄の見解否定

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 【台北共同】台湾の特急列車脱線事故で、台湾政府の事故調査チームは24日夜、運転士は事故前に列車自動制御保護システム(ATP)を切ったことを運行管理員に報告していたと発表した。運行主体の台湾鉄路管理局(台鉄)は運転士が報告していなかったと発表したが、これを否定した。

 事故調査チームによると、運転士は特急の走行中に動力系統の異常に気づいた後、運行管理員と連絡を取り続けており、事故約4分前の21日午後4時46分にATPを切ったと伝えていた。調査チームの責任者は中央通信社の取材に「台鉄がなぜ、そのようなことを言うのか分からない」と語った。