中部鋼鈑、近隣2小学校が社会見学 電気炉、圧延工程など見学

 中部鋼鈑(社長・重松久美男氏)は24日、地域貢献の一環として、本社工場近隣の2小学校(正保小、玉川小)の社会科授業として工場見学会を実施した。

 同社では、1992年から近隣小学校の工場見学を受け入れている。両小学校の5年生・計135人が参加。電気炉、圧延、精整の各工程を見学した。

 児童はスラブの熱に驚いたり、圧延工程では真っ赤なスラブが伸びていく状況に声を上げていた。また、DVDを見て生産の仕組みを学び、鉄をつくる過程での苦労などについて質問が飛び交った。

 見学会は、11月7日にも1校(昭和小学校・89人)を実施する予定。

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