【チャンピオンズリーグ】試合を決めたのは伏兵ラフィーニャ&アルバ!バルサがCL3連勝を達成する

アルバの追加点でバルサが勝負を決めた

ヨーロッパの各リーグの強豪がそろった”死の組”と云われるグループBの試合が現地時間の水曜日に行われ、バルセロナが本拠地カンプ・ノウでインテルと対戦した。

リオネル・メッシ負傷離脱によるチームの再構築、失点の多い守備陣の改善など課題が山積みのバルセロナ。今試合ではフィリッペ・コウチーニョを左ウィングに、ウスマンヌ・デンベレではなく昨季インテルでプレーしていたラフィーニャを先発に起用して一戦に臨んだ。ここ最近勝利がなかったもののCLでは好調のバルサは、インテルのマウロ・イカルディを最大限警戒しつつポゼッションでゲームを優位に進めていく。ショートパスだけでなく長いボールもアクセントに加えてインテルを揺さぶると、32分にルイス・スアレスのクロスに抜け出したラフィーニャが左足で押し込んで先制点を奪取。エルネスト・バルベルデ監督の采配がズバリ的中し、バルサがリードして試合を折り返す。

先に得点したことで肩の荷が下りたバルサは、後半に入ってさらに攻勢を強める。スアレスの個人技で仕掛ける場面が増え、ジェラール・ピケやクレマン・ラングレが積極的に攻撃参加して人数を掛けて攻め込むなど、普段あまり見せないバルサの攻撃の形が見え始める。すると83分、華麗なパスワークで突破したジョルディ・アルバがGKの動きを冷静に見極め追加点を獲得。久しぶりにクリーンシートを達成するなど、ポジティブな要素を残したバルサがCL3連勝を飾った。

息子と共に観戦に訪れたメッシ

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