気象庁は25日、向こう1か月の予報を発表した。全国的に暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は北・東日本で高く、西日本と沖縄・奄美でも平年並みか高い見込み。また、東日本太平洋側は、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多くなる予想だ。
週別の天候予想によると、1週目（10/27～11/2）から2週目（11/3～9）は、北日本で気温が高い予想となっている。特に11月2日（金）頃からの1週間ほどは、北海道で気温がかなり高くなるとして、札幌管区気象台は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
一方、東・西日本、沖縄・奄美は1週目（10/27～11/2）に気温が平年並みか低い予想だが、2週目（11/3～9）は北日本と同様に平年より高い予想だ。この方面は、月末あたりから11月上旬にかけて、気温の変動が大きいと予想されるため、体調管理にも気を付けるよう心掛けたい。3～4週目（11/10～23）の気温は、北日本でほぼ平年並みと予想されるが、東・西日本、沖縄・奄美は平年並みか高くなりそうだ。
