移動性高気圧のち冬型の気圧配置

全国的に爽やかな晴天をもたらした移動性高気圧が東進し、26日は西日本から寒冷前線の影響で次第に雲が多くなり、九州が夕方から、中国・四国が夜から雨が降る見込みです。
寒冷前線が通過した来週は、北から今冬一番の寒気が南下し、北日本を中心に冬型の気圧配置となって、関東地方では木枯らし一号が吹くかもしてません。
記録的な夏の暑さが長引き、過ごしやすい秋が始まったと思われた10月ですが、早くも冬の気配です。
一方、日本のはるか南海上には、猛烈な台風26号があって、ほぼ勢力を維持したまま西に進んでいますが、フィリピンの東海上に達した後の進路が定まっていません。今後の台風情報にご注意ください。

気象予報士・饒村 曜

画像について:26日午前9時の予想天気図。

© 株式会社ウェザーマップ