ウイグル弾圧、緊急対応を訴え

亡命組織のカーディル主席

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取材に応じる「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席=25日、東京都千代田区

 中国から海外に逃れたウイグル族の組織を束ねる「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席(71)=米国に亡命中=が来日中の25日、東京都内で取材に応じ、「ウイグルでは中国治安当局による虐殺が続いている。世界はなぜ黙っているのか」と述べ、緊急の対応が必要だと訴えた。

 ウイグル族の多くがイスラム教を信仰しており、中国当局による弾圧は「はじめは宗教弾圧だったが、対象は全てのウイグル族に広がっている」と指摘した。

 国連人種差別撤廃委員会は、100万人以上のウイグル族などのイスラム教徒がテロ対策名目で収容キャンプに拘束されているとの報告が寄せられているとしている。