シリア人難民認定、二審も認めず

東京高裁が控訴を棄却

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難民認定を巡る訴訟の控訴審判決後、記者会見する原告のヨセフ・ジュディさん=25日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 内戦が続くシリアから日本に渡った男性が日本政府に難民認定を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は25日、訴えを退けた一審東京地裁判決を支持、男性の控訴を棄却した。

 男性は2012年に来日したヨセフ・ジュディさん(34)=さいたま市。「シリアで反政府デモに参加し、自宅を訪れた治安部隊が母親を殴った。身の危険がある」として難民申請したが、認められなかった。

 高裁の村田渉裁判長は、ジュディさんの主張を裏付ける証拠がなく「迫害の恐れを抱く客観的事情が認められない」と判断した。