2連勝のRソックス 敵地ではブラッドリーJr.がベンチスタート濃厚

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ワールドシリーズの初戦と第2戦に連勝し、日本時間10月27日から敵地ドジャー・スタジアムでの戦いに臨むレッドソックス。敵地では指名打者制が採用されないため、主砲のJ.D.マルティネスを外野手として起用するためにはレギュラーの外野手3名のいずれかを控えに回す必要があるが、ここまでポストシーズン全試合で先発出場しているジャッキー・ブラッドリーJr.がベンチスタートとなる可能性が高いようだ。

ワールドシリーズ開始前、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は正右翼手のムーキー・ベッツを二塁手として起用することを検討していた。しかし、ベッツの右翼守備はチームの大きな武器であり、また、打線に不可欠な存在であるベッツを慣れないポジションに回すのはリスクを伴うため、コーラはベッツの二塁起用に消極的。結果的に正左翼手のアンドリュー・ベニンテンディ、正中堅手のブラッドリーJr.のいずれかを控えに回すことになり、ここまでポストシーズンで打率.176と調子が上がらないブラッドリーJr.がベンチスタート濃厚となっている。

ドジャースは第3戦からの3試合でウォーカー・ビューラー、リッチ・ヒル、クレイトン・カーショウの3人が先発予定。ビューラー以外の2人は左腕であり、左打者であるベニンテンディとブラッドリーJr.のいずれかを控えに回すのは理にかなっていると言える。ベニンテンディはポストシーズンに入って打率.283とレギュラーシーズン同様の安定した活躍を見せており、ブラッドリーJr.を控えに回すのは当然の判断と言えるだろう。ブラッドリーJr.の中堅守備はハイレベルであり、レッドソックスの武器の1つであるものの、攻守にハイレベルな実力を兼ね備えたベニンテンディは攻守両面で必要不可欠な存在だ。

よって、レッドソックスは敵地での戦いに「左翼・ベニンテンディ、中堅・ベッツ、右翼・マルティネス」という布陣で臨む可能性が高い。強打の外野トリオがチームを牽引し、敵地で5年ぶりのワールドシリーズ制覇を決めてしまうのか。レッドソックスの戦いに注目だ。