週末にプレミアリーグ第10節が行われ、絶好調のアーセナルが前節のウェストハムに続きロンドン勢のクリスタル・パレスと対決を迎える。
ミッドウィークのUEFAヨーロッパリーグでも勝利を収め、公式戦11連勝と破竹の勢いを見せるアーセナル。無敗の3チームを除けばトップの結果を残している。アーセナルはクリスタル・パレスを率いるロイ・ホジソン監督と相性がよく、2008年のフルハム時代以降1回も負けていない。ゴール量産中のピエール＝エメリク・オーバメヤンは104分に1得点のペースで決めており、プレミアリーグの歴史の中でもトップの効率の良さを誇る。逆にクリスタル・パレスは直近のリーグ戦8試合で3ゴールと得点力不足に悩んでおり、無得点だったゲームが約半分の5試合にも及ぶ。
一方でUEFAチャンピオンズリーグのユベントス戦で完敗を喫して意気消沈のマンチェスター・ユナイテッドは、難敵エバートンと対戦する。ジョゼ・モウリーニョ監督の解任も現実味を帯びている中、エバートンはプレミアリーグのクラブの中で最も得点を挙げ最も勝利した相手である。また、エバートン相手に最近挙げた7ゴール中5ゴールが試合ラスト10分で決めたもの。昨シーズンのオールド・トラフォードでの同カードでは、残り10分で3得点が決まっている。
