プレミアリーグ上位に君臨する”ビッグ6”同士の対戦が毎節のように行われている中、第10節ではトッテナム・ホットスパーとマンチェスター・シティが激突する。
デリ・アリやヤン・ヴェルトンゲンと言った選手は依然プレーできない状態にあるトッテナムは、前節デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが怪我から復帰を果たし、徐々にスカッドを取り戻し始めた。ただ、直近のUEFAチャンピオンズリーグではPSV戦で勝利を逃したことで、決勝トーナメント進出が絶望的な状況に。気持ちを切り替えシティとのビッグマッチに臨むことが求められる。トッテナムは直近のウェンブリーでのリーグ戦21試合でわずか2敗しかしていない(15勝4分け)。ただ、その内の1敗は昨シーズンのシティに喫したものだ。
一方のシティはCL初戦でリヨンに負けたものの、その後は再び負けなしをキープ。さらに、長期離脱だったケビン・デ・ブルイネが早期復活を果たし、昨シーズンのようなファンタスティックな展開力がここ数試合で披露されている。中でも復帰後初の先発出場となったCLシャフタール・ドネツク戦では、精度の高いキックで早速アシストを記録している。またシティはロンドン勢相手に強さを見せており、直近6試合で一度も負けていない(5勝1分け)。さらにロンドン勢に対して挙げている5連勝は、ロンドン以外のクラブでは初の連勝記録である。プレミアのアウェイ戦で史上8人しか達成できていない150ゴールを決めているセルヒオ・アグエロも休養十分であり、今節の爆発が期待される。
