トヨタ センチュリー実燃費レポート|最高級VIPカー、意外にもエコで経済的!?

トヨタ新型センチュリー 神威エターナルブラック

トヨタ 新型センチュリー 実燃費レポート 結果まとめ

今回の燃費テストでは、2018年6月に約20年振りにフルモデルチェンジされ、注目度の高いトヨタ 新型センチュリーの実燃費をテストした。

センチュリーのような、主に運転手さん付きで要人が後ろに乗るVIPカーの燃費は、一般の人には関係のないといってしまえばそれまでだろう。しかし、周りからの視線を集めることも多いVIPカーこそ、環境負荷を減らさなければならないという側面があるのもまた事実。

その意味で新型センチュリーは、搭載するパワートレインを旧型の5リッターV12エンジンから5リッターV8+ハイブリッドシステムに変更され、結果として、車格や使われ方などを考えれば望外といえる燃費性能を実現した。

トヨタ 新型センチュリー実燃費レポート 目次

トヨタ新型センチュリー 神威エターナルブラック

起用グレード

新型センチュリーのグレードは1つしかない。シートには標準のモケットシート仕様とレザーシート仕様が選択可能で、今回はモケットシート仕様を起用した。車両本体価格は1960万円、JC08モード燃費は13.6km/Lだ。

燃費テスト概要

テストは2018年10月16日(火)の午前6時半頃開始し、午後2時半頃帰京するというスケジュールで実施。天候は曇り時々晴れ、最高気温22度と、秋らしい過ごしやすい気候であった。交通状況は比較的スムーズで、乗車人数はドライバー1人(体重約70kg)で行った。

新型センチュリー燃費テストの結果は以下の通り

ここからは市街地編、郊外路編、高速道路編、それぞれの章で燃費や走りの質などについて詳細な評価を行っている。今回は題材が特殊なクルマだけに実用的な記事というより「話のネタ」のような感覚でご覧いただけると幸いだ。

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