政府、動物で人の臓器作製解禁へ

来春までに指針改正

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文部科学省

 政府の生命倫理専門調査会は26日、人の臓器を持つ動物を作る研究を認めることで合意した。臓器移植などへの応用が期待されている。今後、政府の総合科学技術・イノベーション会議で正式に決定し、文部科学省が来春までに指針を改正する。

 想定されるのは、ブタなどの動物の受精卵(胚)に、人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを組み込み、人の細胞がまざった動物を誕生させる研究。海外では、動物から人に移植するための臓器を作ったり、薬の開発に役立てたりする応用研究が進められている。