温泉施設で男性客を盗撮、中学教諭を懲戒 現金15万円紛失、報告怠った高校校長を戒告 県教委が処分

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 埼玉県教育委員会は26日、温泉施設で男性客を盗撮したとして、草加市の中学校教諭(33)を懲戒免職、以前の勤務校で学校徴収金15万円が紛失したにもかかわらず、県教委への報告を怠ったとして県立高校の男性校長(57)を戒告処分とした。

 教育局小中学校人事課によると、教諭は9月22日午後5時ごろ、さいたま市の温泉施設の男湯で、籠の中に立てたスマートフォンを使って不特定多数の男性客の裸を動画で撮影。気付いた男性客から問い詰められるなどして逃走したが、駆け付けた大宮東署の警察官に施設の外で確保された。

 教諭は「見ているだけでは物足りなくなった。欲望を抑えきれなかった」と説明。県教委の調べに対し、7月にも同施設で盗撮をしたと話しているという。

 同局県立学校人事課によると、男性校長は、当時校長として勤務していた別の県立高校で、2年生を担当していた男性教諭(59)が2016年6月に保護者5人から現金で徴収した「補助教材費」15万円を紛失したにもかかわらず指示や監督をしなかった上、県教委への報告を怠った。15万円は17年3月、地域など学校外部からのお祝い金を貯金していた口座から補てんした。校長は「入試の時期なので学校を守りたかった。判断ミスだった」と話しているという。