今夏のワールドカップに兄弟で参戦したベルギー代表のエデン・アザールとトルガン・アザール。彼らは4兄弟で、全員がサッカーをプレーしている。
弟トルガンは兄エデンと同じくチェルシーに在籍していたが、レンタルを経てボルシアMGへと完全移籍。
その彼が『Sport1.de』のインタビューで様々な話題について語った。そこでは兄エデンとの話も…。
トルガン・アザール
「僕は兄とは異なるタイプの選手だ。エデンは世界最高の選手のひとりだよ。
自分がチェルシーに入った時、他の若手たちと同じようにまずはローンに出されるのは明白だったね。
なので、僕はベルギーに2年間ほど行って、そこでいい仕事をした。
ブルーズでプレーしていた時の自分は若すぎたし、飛躍への準備ができていなかったんだ。
チェルシーは傑出した選手が揃うビッグクラブだ。僕にとって違うチームでプレーするという決断はよかった」
トルガン・アザール
「(ビッグクラブで兄と一緒にプレーするのは夢?)
僕らはベルギー代表で一緒にプレーしている。常に同じピッチにいるわけじゃないけどね。
自分の兄弟とともに国のためにプレーするのは気持ちがいいよ。
正直な話?クラブで兄と一緒にプレーするのは非常に難しいだろうね。
彼は僕よりビッグな選手だ。彼から学べるし、まだまだ取り組むべきことは多いよ」
「(以前、自分は常に兄よりも少し多く取り組まなければいけないと言っていたね。今も変わらない?)
そうだね。僕は彼よりも才能がない。
なので、彼がすぐに習得するかもしれないことに、自分はしっかり取り組まなきゃいけないんだ」
自分と兄とは才能が違うと正直に話したトルガン。それだけに、同じクラブチームで一緒にプレーするのは難しいと考えているようだ。
なお、ボルシアMGは現在2位と好調。今週末は、11位フライブルクと対戦する。