軽減税率、ポイント解説

室蘭でセミナー、1年切り関心高く

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軽減税率のポイントについて解説する中島さん

 室蘭商工会議所主催の消費税増税対策セミナー「軽減税率導入に向けての準備と今後の対応・ポイント」が26日、宮の森町の蓬らい殿で開かれ、専門家が来年10月からの軽減税率対策を解説し、ポイントを助言した。

 さいたま市の中央税務会計事務所、中島由雅所長(税理士)が講師を担当した。消費税増税と軽減税率の導入予定まで1年を切る中、定員を上回る54人が参加し、関心の高さをうかがわせた。

 セミナーコンテスト全国4位の経歴を持つ中島さんは、軽快で分かりやすい解説で参加者の興味を引きつけた。

 軽減税率は食品と新聞に適用されるが、ドッグフードや氷、新聞電子版など迷う事例の判断基準を紹介。食品と食品以外がセットになった一体商品の取り扱いなども説明した。

 この上で「つまり軽減税率は単なる税の問題ではなく、制度導入により、店の商品や売り方、売る場所が変わる可能性もある。制度を知って備えることが大切」と呼び掛けた。

 2023年10月以降実施予定のインボイス制度(適格請求書)対策についても助言した。(鞠子理人)