<レスリング>【2018年世界選手権・特集】敗者復活戦・出場選手の声…第7日

(2018年10月26日、ハンガリー・ブダペスト/取材=布施鋼治)


 ■男子グレコーマン55kg級・田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教=敗者復活戦で中国の選手に逆転負け)「自分の方から終始攻めることができていて、いい形でポイントをとっていた。でも、ほんの一瞬カウンターを食らってしまい、決勝点となる4点を奪われてしまった。どんどん技を仕掛けていけたのはよかったと思うけど、今回のように途中で逆転されても再び取れるように練習していきたい」


 ■男子グレコローマン63㎏級・遠藤功章(日体大=敗者復活戦でトルコの選手に5-7で敗北)「力はそんなに感じなかったし、体力も自分の方があると思いましたが、相手の方がしつこさや執念が強かった。主審へのアピールも含め、試合運びも自分の方が下手クソだった。3位になって帰ろうと思いました。同じ部屋の田野倉先輩も敗者復活戦に回っていたので、『一緒に頑張ろう」と誓い合いました。初めて挑んだ世界選手権で学んだことは、ポイントを与えないこと。そして自分がもっとポイントに執着して、しつこく行かないと海外では勝てないということです」

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