神奈川県秦野市曽屋の自然観察施設「くずはの家」開館20周年を記念し、マスコットキャラクター「もりりん」の着ぐるみが市外からの寄付によって新たに製作された。1996年から使っている着ぐるみは損耗が激しく、市がふるさと納税制度で製作費を募ったところ、市外の47人から101万4千円の寄付が集まった。今後は2体体制でイベントなどに参加する。
市は当初、製作費の募集期間を5月から12月末までとし、90万円を目標としたが、8月13日までに目標を超える寄付が集まり、締め切った。市環境保全課の担当者は「多くの人に関心を持っていただき、ありがたい」話している。
「もりりん」の設定は、同施設周辺の「くずはの広場」に住む木の妖精。市は今月27、28日、同広場で開かれる「くずはの家 秋のつどい」で着ぐるみを披露する。