7月に日朝接触、実質進展なし

北朝鮮大使、故金丸氏の次男に

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共同通信の質問に答える金丸信吾氏=27日、北京(共同)

 【北京共同】北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使が、日朝両国が7月にベトナムで秘密接触したことを事実上認めた上で、日朝首脳会談実現につながるような実質的な進展はないと明言したことが分かった。平壌で宋氏と会談した金丸信・元自民党副総裁(故人)の次男、信吾氏(73)が27日、共同通信の取材に明らかにした。

 宋氏は生存している日本人拉致被害者はいないとして、拉致問題は解決済みとの立場を改めて表明。安倍晋三首相が意欲を示す金正恩朝鮮労働党委員長との会談実現には、日本が植民地支配の過去の清算のため「誠意ある謝罪」を行うことが必要だと主張したという。