【WS第3戦】延長18回の死闘 マンシー劇的サヨナラ弾

【レッドソックス2-3xドジャース (延長18回)】@ドジャー・スタジアム

延長18回、時間にして7時間20分の死闘だった。レッドソックスが連勝で戦いの地をドジャー・スタジアムに移して行われたワールドシリーズ第3戦では歴代最長記録を更新する劇的な試合となった。現地で日付が変わる中、勝利を決定づけたのはマックス・マンシーの一発だった。

ドジャースは3回、ジョク・ピーダーソンの一発で先制すると先発のウォーカー・ビューラーは7回7奪三振無失点の好投をみせた。この1点を守り切るかと思われたが、3連勝を目指すレッドソックスが8回、ジャッキー・ブラッドリーJr.がケンリー・ジャンセンから同点弾を放つなど試合は1-1のまま延長に突入した。

その後は両軍とも延長13回に1点ずつを取るがイニングを消費していく。ドジャースは延長15回から7番手として前田健太が登板。2回を投げて5奪三振無失点と勝利に向けて粘りを見せる。打線では代打としてエースのクレイトン・カーショウを投入するなど苦渋の選択をする場面もあった。試合は延長18回、この日3番打者としてスタメン出場していたマンシーがレッドソックス9番手、ネイサン・イバルディから左中間スタンドへサヨナラ弾を放って試合を決めた。イバルディは6回97球と先発同様の投球を披露するも力尽きた。

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