岡山で全国母子寡婦福祉研修大会

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 全国母子寡婦福祉研修大会(全国母子寡婦福祉団体協議会など主催、山陽新聞社後援)が27日、岡山市内で約800人が参加して2日間の日程で開幕した。初日は子どもの教育費や安定就労をテーマにしたシンポジウムを通じ、ひとり親家庭などの福祉向上や自立支援の在り方を考えた。岡山県内での開催は初めて。

 シンポジウムでは同協議会加盟団体から6人が事例発表した。准看護師だった兵庫県の女性は子どもの進学資金を捻出するため、資格取得のための給付金を活用して看護師免許を得たことを紹介。キャリアアップで収入増につながり「親が学ぶことで子どもに学習の場を与えられる」と述べた。ほかに、ひとり親家庭では子どもの奨学金返済に苦しむケースが多く、教育無償化を求める意見も出た。

 28日は、岡山ライトハウス理事長の竹内昌彦氏の講演に続き、児童扶養手当の支給要件緩和など国に求める8項目の決議を採択する予定。

 同大会は全国持ち回りで開催され、68回目。