空回り 厳しい船出 自慢の攻撃通じず 大分三好ヴァイセアドラー 

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第3セット、スパイクを放つ大分三好のマーク=松本市総合体育館

 バレーボールVリーグ男子1部の大分三好ヴァイセアドラーは27日、長野県の松本市総合体育館で東レアローズとの今季開幕戦に臨んだ。緊張からか、出足でやや硬さの出た大分三好は東レの勢いに終始押され、ストレート負け。悔しい黒星発進となった。

 大分三好は28日、同体育館で同じくチャレンジリーグから昇格したVC長野トライデンツと対戦する。

 期待と不安が入り交じった開幕戦で格上の怖さを知った。大分三好は昨季(チャレンジ1部)まで通用した自慢の攻撃が序盤から相手に跳ね返されるなど攻め手を欠き、最後までリズムをつかめず東レに完敗。6季ぶりのトップリーグは厳しい船出となった。

 第1セットはサーブで崩された。強打をうまくレシーブできず、ただ返すだけの展開も多くなり、15―25の大差で落とした。

 それでも第2セットは意地を見せた。エースのヤカンと、新加入のマークが力強いスパイクで得点を重ね、相手ブロックも分散させることに成功し、接戦に持ち込んだ。ただ18―18で迎えた後半、一度はアウトとなった相手サーブがビデオ判定で覆ってから6連続失点。20―25で落とし、後のない第3セットも一気に押し込まれ、そのまま敗れた。

 初の実戦となったマークが攻守に躍動するなど収穫もあった。ただ、チーム全体が空回りした部分も多く、小川貴史監督は「相手の速さについて行けず、実力を出し切れなかった」と悔やみながらも「一つずつ課題を修正して立ち向かっていくしかない」と前を向いた。

東  レ(3) 3―0 大分三好(0)