東南アジアで必食! 日本とはちょっと違うパンケーキ3選

みんな大好きなパンケーキ! 海外には、ふわふわ食感とは一線を画すスタイルのものも。東南アジアを訪れたら食べてみたい、極上パンケーキをご紹介します。

マレーシアのロティ・チャナイ

四角もしくは丸い形をした、マレーシアのパンケーキ「roti canai(ロティ・チャナイ)」。ギーという澄ましバターのコクのある風味が特徴です。サクサクしたものから、少々柔らかめに仕上げたものまで、店によってさまざまです。

プレーンタイプから、卵やサーディン、玉ねぎにチーズなどの具が入った塩味系、バナナを入れて焼き上げたデザート系などから選べます。いずれも、少量のカレーと一緒に供されます。デザート系にカレーは合わない気がするけれど・・・!

ここで食べられる:マレーシアのインド系屋台食堂「ママッ・ストール」、コピティアムと呼ばれるコーヒーショップなど。

シンガポールのロティ・プラタ

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シンガポールの人気店「The Roti Prata House」

シンガポールで「roti prata(ロティ・プラタ)」と呼ばれるパンケーキは、マレーシアのロティ・チャナイとほぼ同じスタイルですが、ギーではなくサラダオイルで仕上げるところもあります。また、デザート系のメニューがより豊富な印象。

手でちぎって食べるのが楽しい、中が空洞の円すい型パンケーキ「tissue prata(ティシュ・プラタ)」も試してみたいところ。ちなみにマレーシアでは「roti tisu(ロティ・ティシュ)」と呼ばれています。

ここで食べられる:リトル・インディア、シンガポールのインド系屋台食堂「ママッ・ストール」、ショッピングモール内の屋台街など。

タイのロティ

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タイの屋台料理として人気を集めるタイ風パンケーキ「ロティ」。薄めの生地をサラダオイルで揚げ焼きにした、サックサク食感が魅力です。食べやすいひと口サイズにカットしてくれるところは、さすが屋台!

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マンゴーにパイナップルなどの南国フレーバーから、ハム&チーズにツナ&チーズ、チョコバナナにキャラメルまで、原宿のクレープ屋を思わせるラインナップも人気の秘密かもしれません。

ここで食べられる:バンコクにチェンマイ、プーケットにクラビなどの屋台。

いずれも南インドのプラタ(パンケーキ)から派生したものらしく、東南アジアのさまざまな地域で出合うことができます。1枚食べれば、お腹いっぱいのボリューム感。東南アジア旅行の際には、現地ならではのサクサクパンケーキを味わってみてくださいね。

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