水ロケット「1位狙う」 江戸川学園取手・中3チーム

11月 シンガポールで国際大会

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日本代表選考の表彰状と水ロケットを持つ阿部哲也教諭、早川さくらさん、中嶋優理さん(左から)=取手市西

江戸川学園取手中・高校(取手市西、竹沢賢司校長)の中学3年生のチームが、11月2〜4日にシンガポールで開かれる水ロケットの国際大会に日本代表として出場する。会場でペットボトル製のロケットを組み立てて飛ばし、定点を狙う競技。生徒は「納得できる水ロケットを作って、1位を狙いたい」と意気込んでいる。

日本代表として出場するのは、早川さくらさん(14)、中嶋優理さん(15)と事前の助言役として加わる理科教諭の阿部哲也さん(28)のチーム「えど鳥3」。
国際大会は、各国の行政機関などが宇宙利用について話し合う「アジア太平洋地域宇宙機関会議」のイベントの一つとして行われ、アジア12カ国36チームが参加する。
水ロケットは、水と圧縮した空気を入れたペットボトルの弁を一気に開放して噴出させ、反動で飛行させるもの。生徒らは5月ごろから、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などのマニュアルを読んで、2〜3週間かけて水ロケットを製作。市販の発射台を使い、昼休みにグラウンドで飛ばす練習を重ねた。
国内の書類審査や英語面接、50メートル先の的に向かってロケットを飛ばす実技を経て、7月に日本代表3チームの一つに選ばれた。
大会本番では事前に作った水ロケットは持ち込めない。ペットボトルのほか用意された材料を使って制限時間内にロケットを組み立て、60メートル先の定点にどれだけ近づけられるかを競う。
水ロケットを作るには、胴体となるペットボトルや羽、先端の円すい状のカバーなどが必要だが、どんな材質のものが用意されているか分からず、「対応力が問われる」と阿部教諭は話す。
「会場の雰囲気にのまれず自分のペースでベストな水ロケットを作りたい」と中嶋さん。早川さんも「納得できる水ロケットを作り、国際交流は楽しんでいろいろ学びたい」と大会を心待ちにしている。
(鈴木里未)