クラシコのカギ握るはDF!? FWに得点頼れないレアルの厳しい現状

レアルの得点源マルセロ photo/Getty Images

28日にバルセロナとのクラシコに臨むレアル・マドリードは、まだクリスティアーノ・ロナウド退団の穴を埋めることができていない。カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルら前線の選手の得点ペースがストップしており、明らかな得点力不足に陥っているのだ。

それを助けてくれているのが守備陣だ。スペイン『as』は、レアルほど守備陣が奮闘しているチームも珍しいと伝えているのだが、レアルはここまでDFがリーグ戦で4得点を記録している。これはリーガ・エスパニョーラでは最多の数字だ。

内訳はセルヒオ・ラモスが2点、ダニエル・カルバハルとマルセロが1点ずつだ。マルセロは先日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節プルゼニ戦でも決勝点を記録しており、ロナウドの抜けたレアルで得点源の1つとなっている。

レアルはリーグ戦で計13点しか奪っていないため、DF陣が全体の30.77%もの得点を記録していることになる。今回のクラシコでも簡単に得点は奪えないだろうが、またもやDFの中からチームを救うヒーローが出てくるか。

© 株式会社FACTORIES