【Krush】7戦無敗の王者・金子晃大が圧巻のKO防衛

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最後はボディに右ヒザ蹴りを突き刺し、KO勝ちした金子(右)

Krush実行委員会
「Krush.94」
2018年10月28日(日)東京・後楽園ホール

▼第9試合 メインイベント Krushバンタム級タイトルマッチ 3分3R延長1R
〇金子晃大(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者)
KO 2R 2分21秒 ※3ノックダウン
●隼也ウィラサクレック(20=WSRフェアテックス三ノ輪/挑戦者)
※金子が初防衛に成功。

 金子はK-1アマチュア大会を経て2016年9月にプロデビューすると、2018年6月の6戦目にして軍司泰斗を破り、無敗のまま第3代Krushバンタム級王座に就いた。今回が初防衛戦。

 挑戦者の隼也は16歳でWPMF日本タイトル史上最年少王者となり(フライ級)、2016年11月にはバンタム級のベルトも勝ち取って2階級制覇。2014年8月にはMA日本フライ級王座も獲得している三冠王だ。Krushでも連勝して今回のタイトル挑戦となった。

 1R、右ローと左ミドルの蹴り合い。金子は前蹴りで隼也を下がらせると前へ出てきたところにヒザ蹴りを合わせる。その後もヒザ蹴りを的確に突き刺す金子。隼也はスピードのある金子のパンチに反応が追いついていない様子。

 2R、金子がスピードのあるパンチと蹴りの連打、そしてヒザ蹴りとアグレッシブに攻める。隼也は左フックと左ミドルで応戦。パンチを上下に打ち分けて隼也を追い詰めていく金子が、パンチ連打でダウンを奪う。さらに金子は左ボディブロー、ヒザ蹴りで襲い掛かり、狙いすました左ボディブローでダウンを追加。

 そして最後は隼也の右フックに右ヒザを突き刺し、金子がKO圧勝で初防衛に成功した。

 金子はマイクを持つと「今日のKrushがめちゃKO多かったので、僕もKOじゃないとヤバいと思ってKOしました。もっとしっかり強くなるので応援よろしくお願いします」と、KOを狙っていたと語った。


サラビア(右)が延長戦でヒットアンドウェーに徹し、勝負を決めた

▼第8試合 第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント1回戦 3分3R延長1R
●桝本“ゴリ”翔也(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
延長R 判定1-2 ※9-10、10-9、9-10
〇ビクトー・サラビア(25=Muay Thai America Gym)
※サラビアが準決勝へ進出。本戦の判定は28-29(サラビア)、29-29、29-29。

 王座決定トーナメントにK-1で武尊、武居由樹といった”K-1の顔”たちと激闘を展開したサラビアが参戦。迎え撃つは前戦でフェザー級から一階級下のスーパー・バンタム級に転向した桝本。その前戦では大岩翔大に敗れているが、2017年8月には芦澤竜誠、同年11月には朝久裕貴から勝利を収めている。

 1R、サラビアは圧力をかけてパワフルなハイキック、左ボディブローにつなぐパンチコンビネーションを繰り出す。右ロー、左ミドルも的確に当てていく。桝本は手数が少ないが、左フックや左ボディブローを打っていく。

 2R、サラビアはジャブ、左フック、前蹴りでボディを攻めていく。このラウンドは桝本が前へ出て、サラビアの攻撃をもらっても下がらず左右フックと右ローを放つ。桝本が左右フックの連打でサラビアをコーナーに追い詰める場面もあった。

 3Rも前に出るのは桝本。左右フックから左ミドルをヒットさせていく。サラビアは下がりながら左の蹴りと左フックを放つが、桝本の圧力に押されているのは明らか。サラビアの右フックをもらってもものともせず、桝本はパンチで前へ出る。終盤、桝本が左フックをクリーンヒットさせたが、判定はドロー。

 延長戦も前に出るのは桝本。サラビアは下がりながらもパンチと前蹴りを当てに行き、桝本も左フックを返していく。回り込んでいくサラビアを追いかけていく桝本。当てては離れるを繰り返すサラビア。

 判定は2-1と割れ、サラビアが接戦を制して12月16日に行われる準決勝の玖村戦へと駒を進めた。

多彩な攻撃を見せる玖村(右)。KO勝ちでKrush4連勝を飾った

▼第7試合 第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント1回戦 3分3R延長1R
●大岩翔大(24=チームYMC栃木)
KO 1R 2分43秒 ※左ローキック
〇玖村将史(19=K-1ジム五反田チームキングス)
※玖村が準決勝へ進出。

 NJKFやDEEP☆KICKで活躍し、今年からKrushに参戦して3連勝の玖村と、昨年7月の『KHAOS』で行われた「優勝者ファイトマネー総取りトーナメント」で優勝した大岩が1回戦で対戦。

 1R、サウスポーの大岩に玖村は右ミドルを多用。大岩は左フック、左ローから入ろうとするが、玖村の右ミドルに阻まれる。

 玖村の右ミドルに左ローを返した大岩が、玖村の左フックをもらってダウン。その際に足首をひねったのか、大岩は立ち上がることが出来ず玖村のKO勝ちとなった。玖村はマイクを持つと「見てくれたら分かる通り、このトーナメントの中で僕がダントツで強いことを証明したいので、あと2試合見に来てください」と勝ち誇った。


右の三日月蹴りを効かせた山本(右)は一気にパンチで仕留めに行った

▼第6試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇山本直樹(28=優弥道場)
KO 1R 1分46秒 ※3ノックダウン
●友尊(28=TEAM K)

 1R、サウスポーの友尊に左ミドルを蹴っていく山本。右の三日月蹴りが鋭く突き刺さり、続けてヒザ蹴り。これで下がった友尊にパンチの連打を浴びせて左フックでダウンを奪う。

 続いて左フックからのパンチ連打で友尊を棒立ちにさせ、右フックでダウンを追加。最後はジャンピングハイキックからの左ストレートで友尊が背中を向けてしまい、レフェリーが試合をストップ。山本がKOで圧勝した。


▼第5試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
〇伊澤波人(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST )
KO 3R 1分23秒
●鷹大(26=WSRフェアテックス西川口)

▼第4試合 Krushウェルター級 3分3R延長1R
●記村一成(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
判定0-3 ※26-30、26-30、25-30
〇海斗(ポゴナ・クラブジム)

▼第3試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
●隆聖(22=ドージョー☆シャカリキ)
判定0-2 ※29-29、29-30、29-30
〇萩原秀斗(23=K-1ジム総本部チームペガサス)

▼第2試合 Krush女子フライ級 3分3R延長1R
〇壽美(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 ※30-27、30-26、30-27
●ワン・ジンロン(台湾・台中市)

▼第1試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)
KO 2R 2分36秒
●スーパーアンジ(KUNISNIPE旭)

▼プレリミナリーファイト第3試合 Krushライト級 3分3R
〇林 京平(湘南格闘クラブ)
KO 2R 37秒
●山下和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushフェザー級 3分3R
△安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
ドロー 判定0-0 ※三者とも29-29
△龍斗(K-1 GYM横浜infinity)

▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R
〇久保一馬(27=FIGHT CLUB 428)
KO 2R 2分00秒
●渡部瞬弥(23=エスジム)