【ベトナム】日立造船、ハノイ支店の開設式開催[公益]

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開所式であいさつするHZVの清野社長(左)とHZVハノイ支店の鈴木支店長=26日、ハノイ

日立造船の子会社、日立造船ベトナム(HZV)は26日、ハノイ支店の開設式を開催した。日越外交関係樹立45周年の記念事業の一つで、在ベトナム日本大使館やハノイ市建設局、HZVと取引のある日越企業の関係者らが出席した。

ハノイ支店は、ホアンキエム区ファンチューチン通りのオフィスビル、サンレッドリバーに開設され、今月1日に業務を開始した。鈴木嘉治支店長と営業責任者のルオン・ティ・マイ・フオン氏の2人体制で、日立造船グループのベトナムにおける営業・調達支援や、ごみ焼却発電施設のアフターサービスなどを手掛ける。

鈴木支店長は、「日立造船は20年ほど前からベトナムで化学プラントの建設や水力発電所向けの水門、水圧鉄管の納入実績があり、昨年には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO、川崎市)の実証事業でベトナム初の廃棄物焼却発電プラントを納入した」と説明。「これらの経験を生かして日立造船グループ一体となり、環境事業、地下鉄用トンネル掘進機のようなインフラ事業においてベトナムの発展に貢献していきたい」と述べた。また、HZVが目指す東南アジアのエンジニアリング拠点化に向けて、近隣国の拠点と連携しながら、東南アジア全体の発展に貢献していきたいとの考えを示した。

HZVは、日立造船グループとして2004年に設立されたアジア・パシフィック・ソリューションズに起源を持つ。06年にNTTグループとなった後、11年に再び日立造船グループとなり、13年に現在の社名へと変更するとともに増資した。

HZVの清野博社長によると、同社は主にITサポート事業とごみ焼却発電プラントエンジニアリング事業における3次元CAD(コンピューター支援設計)のコンピューターモデル作成を手掛けているが、ハノイ支店では営業・調達支援業務も推進し、今後は調達事業にも参入していく計画という。支店新設に伴い、従業員数は100人を突破した。