乳幼児と触れ合う 上五島高の生徒25人

 長崎県立上五島高(原昌紀校長、355人)の1年生25人が25日、新上五島町浦桑郷の同校で乳幼児との触れ合い体験をした。

 子育ての苦労などについて学ぶため、家庭科の授業として毎年実施。新上五島町こども課の協力を得て、町内在住の母子15組35人が参加した。生徒は育児のやりがいや、妊娠中の苦労について質問。絵本の読み聞かせや積み木遊びなどをしながらスキンシップし、赤ちゃんを注意深く抱っこした。

 入江丈さん(16)は「赤ちゃんは柔らかくて、かわいかった。将来、父親になったら笑顔の絶えない家庭をつくりたい」と話した。

乳幼児と交流する生徒=上五島高

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