【ラ・リーガ】歓喜に包まれるカンプ・ノウ!バルサがスアレスのハットなどでレアルに圧勝!

レアル相手にハットトリックを達成したスアレス

ラ・リーガの優勝を占う上で最も重要な試合となる、バルセロナとレアル・マドリードの”エル・クラシコ”。毎回のように白熱した一戦が行われるが、今回は一方的な展開となった。

リオネル・メッシを欠くバルサは直近のUEFAチャンピオンズリーグのインテル戦と同様にラフィーニャを先発起用。3トップにはウスマンヌ・デンベレやマウコムといったドリブラーではなくフィリッペ・コウチーニョが前線を務めた。中央に人数を掛けてサイドに広大なスペースを作ったバルサは、サイドバックのジョルディ・アルバがより積極的に攻撃参加するようになる。すると12分に左サイドからディフェンスラインの背後に抜け出したアルバがペナルティエリア内まで進入。丁寧なラストパスを送り、最後はコウチーニョが押し込んで早くもバルサが先制に成功する。勢い付いたバルサはルイス・スアレスがラファエウ・ヴァランヌに倒されたとして、VAR判定の末PKを獲得。スアレス自らがこのチャンスをきっちり生かし、バルサがリードを広げる。

レアルは策を講じるも結果を出せなかった

守備が崩壊したレアルだったが、4バックから3バックに変更した後半にようやく息を吹き返す。50分にこぼれ球に反応したマルセロが公式戦3戦連続となるゴールを奪取し、アウェイのレアルが1点差に詰め寄る。しかし、この得点が逆にバルサにギアを上げるきっかけとなる。猛攻を凌いだバルサが再びイニシアティブを握ると、75分にスアレスのヘディング弾でリードはまたも2ゴールに。尚も畳みかけるスアレスは、83分にセルヒオ・ラモスのミスからフリーとなり、GKティボー・クルトワの動きをしっかり見て得点をゲット。今季初となるハットトリックを達成し、勝利を大きく手繰り寄せる。終了間際にはアルトゥーロ・ビダルが移籍後初となる得点を挙げて勝負あり。注目の一戦は5-1という衝撃的なスコアで幕を閉じた。

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