紋平柿を初出荷

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 かほく市特産の紋平柿(もんべいがき)が29日、初出荷を迎え、だいだい色に染まった晩秋の味覚約4トンが金沢市中央卸売市場に運ばれた。上々の出来といい、30日から店頭に並ぶ。

 紋平柿は渋味を抜いて濃厚な甘みと滑らかな歯触りが特長で、高松紋平柿生産組合の農家81人が約19ヘクタールで栽培している。JA石川かほくによると、猛暑や台風の影響も少なく、色、形とも良好という。

 かほく市夏栗の同JA高松集出荷場では、農家らが形や重さなどで仕分けし、箱詰めした。11月下旬まで、金沢市と関西方面の市場に55トンの出荷を見込む。

 30日は金沢市中央卸売市場での初競り後、金沢駅構内の金沢百番街「Aガイヤ」で生産者らが初物を振る舞う。生産組合の岩野伸一組合長(68)は「厳しい暑さ、雨風に耐え、いい仕上がりになった。多くの人に食べてほしい」と話した。