31日にかけて西高東低の気圧配置に

北海道の西の海上を低気圧が北東に進み、中国大陸からは高気圧が張り出して来ています。30日から31日にかけて、日本から見て西に高気圧、東に低気圧が位置する「西高東低」の気圧配置となりそうです。

冬によく現れるこの気圧配置では、日本海側の地域では雨や雪が降りやすく、太平洋側の地域では晴れる所が多くなる傾向があります。

30日はまさにこの傾向となります。西日本から東日本では太平洋側を中心に晴れる所が多くなりますが、日本海側では雨となるでしょう。そして低気圧に近い北海道では、30日も大雨や強風、高波などに十分注意が必要です。また、標高の高い所では雪になる見込みです。

気象予報士・原田 雅成

画像について:30日午前9時の予想天気図。

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