国宝の柱に複数の落書き、岡山

旧閑谷学校講堂、修復は困難

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 岡山県教育委員会は29日、江戸時代に建てられた国の特別史跡、旧閑谷学校(同県備前市)で国宝の講堂の柱や板壁から、複数の落書きが見つかったと明らかにした。鋭利なもので削られており修復は難しいという。県教委側は備前署に被害届を提出した。

複数の落書きが廊下側で見つかった旧閑谷学校の講堂(左奥)=29日、岡山県備前市

 県教委によると28日に職員が柱に「こくほう」(縦2センチ、横5.5センチ)、「ヒデキ」(縦4センチ、横1.5センチ)、「マユミ」(縦4センチ、横1.5センチ)との落書きを発見。29日にも別の柱や板壁に「ひでお ゆうこ」(縦10.5センチ、横12.5センチ)、「あゆみ ひでき」(縦6センチ、横10センチ)などの文字を確認した。

旧閑谷学校の講堂の柱に「こくほう」と彫られた落書き=29日、岡山県備前市