いばらき出会いサポートセンター 成婚2000組を突破

行政が縁結び12年

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結婚相手探しなどを支援する県などの「いばらき出会いサポートセンター」の成婚数が2千組を突破した。端末で相手を探す仕組みや独身男女の交流の場となるパーティーの開催など先駆的な取り組みを進め、2006年度の開設から12年余りでの達成となった。昨年からは、ビッグデータを活用したマッチングシステムの導入など新たな取り組みも始まり、県少子化対策課は「センターの周知を積極的に行い、さらに会員数を増やしていきたい」としている。

同センターは県の人口減少に歯止めをかけようと、県と県労働者福祉協議会が共同で06年6月に設立。行政が結婚支援に関わる先進事例として全国的にも注目を集めてきた。

開設以来、順調に会員数を伸ばし、9月末現在の会員数は男性1538人、女性981人の計2519人となっている。

会員数が増えるとともに成婚数も増加。10年8月に成婚500組、13年4月に千組の大台を突破。その後も増え続け、16年1月に1500組に到達し、今月15日に2千組を達成した。

同センターは、会員制によるパートナー探しの支援▽パーティーなどの開催▽ボランティア「マリッジサポーター」による紹介-の三つの柱で出会いの場を提供。専用のタブレット端末で条件に合った相手を探す検索システムのほか、会員でなくても参加できるパーティーや工夫を凝らした各種イベントなども人気を集める。

会員同士の「お見合い」の機会を増やそうと、17年2月には、コンピューターが会員に相性が良いとみられる相手を「お薦め」するマッチングシステムの運用も開始。同課は「男性を中心に評判がいい。活動の活性化につながっている」とし、新たな取り組みに手応えを語る。

今後は、県内の各市町村に相談窓口の設置を検討するなど入会しやすい仕組みづくりを進めるとともに、「まだまだ認知度が低い」(同課)とし、知名度アップや会員増に向けたPR強化を図る考え。

同課は「これからも楽しみながら相手を探せる環境づくりを心掛け、男女の出会いをサポートしていきたい」としている。

県は成婚2千組突破を記念して、11月18日に水戸市内原2丁目の「イオンモール水戸内原」で、結婚応援イベント「いばキュンフェスタ2018」を開催。成婚カップルに記念品を贈呈するほか、手相芸人の島田秀平さんのセミナー、学生の模擬結婚式などを予定している。(朝倉洋)