燕三条地場産業振興センター主催、三条市、燕市、三条商工会議所、燕商工会議所の共催で燕三条ものづくりメッセが２４～２６日開催された。金属加工、作業工具、金属ハウスウェアなどの企業、団体２５０以上が一堂に会し、ビジネスマッチングの機会となった。
鉄鋼関連ではＪＦＥ精密がココロコーティングとココロシステムを中心に展示した。ココロシステムはＩｏＴを導入し、タブレット、ＲＦＩＤタグ、リストバンドを使ってお客様ごとの〝レシピ（指示書）〟を独自管理するシステム。コーティングの工程進ちょくや過去の履歴を集積し、次回に活用し〝確実性・安定性・再現性〟を高める。
アイチテクノメタルフカウミは元々刃物用だったステンレスと銅の積層クラッド鋼の意匠面に注目し、箸置きやネクタイピンなどに活用した事例を紹介。クラッド鋼箸置きは今月からふるさと納税の返礼品に採用されている。
フジイコーポレーションはテーラードブランク、逐次張り出し成形、アクア成形と鋼板加工各種の見本を紹介。地域未来けん引企業、ダイバーシティ経営企業１００選、ものづくり日本大賞受賞などをＰＲした。
その他、加藤研削工業が不等ピッチメタルソー、高秋化学がケニファインを活用した水耕栽培向け新防藻資材、柳田製作所がステンレスのレーザ加工をＰＲした。
