【プレミアリーグ】不調のサンチェスについてピレス氏が言及「ユナイテッド移籍は失敗だった」

出場時間が減少しているサンチェス

今年の1月にマンチェスター・ユナイテッドに移籍したチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、期待されていたほどの活躍ができていない。アーセナルのレジェンドであるロベール・ピレス氏は、サンチェスのユナイテッド移籍は失敗だったと語っている。

サンチェスはアーセナル時代に166試合に出場し80ゴールを記録。中心選手としてFAカップも2度勝ち取っている。しかしユナイテッドにやってきてからのサンチェスは、26試合に出場してわずか4得点しか挙げれていない。ジョゼ・モウリーニョ監督の下、今シーズンはスタメン落ちが続いており、オールド・トラフォードでは居場所を失いつつある。ピレス氏はサンチェスの置かれている状況に「正直、驚いている」と言及している。「私から言わせれば、サンチェスはアーセナルに残るべきだった。彼は私たちのスターの一人だったからね。彼がユナイテッドに行かなかったらどうなってたか?私にはわからないけど、アーセナルの時の方がパフォーマンスがいいのは明らかだ。でも彼の決断は尊重しなければならない」。またピレス氏は1月の移籍市場で去就を見つめなおす必要があると説いている。「サンチェスはとても素晴らしい選手だ。彼とはいい友人で人格も優れている。彼のプロフェッショナルイズムがアーセナルを成功に導いたんだ。今の彼は落ち込んでいるように感じる。監督との関係は常に重要なものだ。だけど、彼とモウリーニョとの間には絆は見られない。ポグバにも言えることだけど、モウリーニョはもっと彼らと友好関係を築くべきだ。チームが勝つためには重要な事だよ」。

© 株式会社SPOTV JAPAN