くせになる上品な味わい　「ちりめんナッツ」

　「こんなのあるんだ！大賞」東海・近畿ブロック代表となった「料亭のちりめんナッツ」。ちりめんじゃことナッツという異色の組み合わせに、初めて聞いたときにはすぐにイメージが浮かばなかった。試食してみると思わずもう一粒を手に取りたくなるような絶妙な味わいで思わず人に薦めたくなる一品だ。

　編集部にいた部員たちにも食べてもらった。ある部員は「洗練されていて来客用に出すと喜ばれそう」と評価。別の部員は「今までにない体験だった。甘さの後に魚の風味がやってきた」と味わいを語る。「日本酒に合う」と話す女性部員もいた。

　１６０年の伝統がある京都の老舗料亭「下鴨茶寮」が和洋を問わずさまざまなシーンに合わせられるお菓子を、との思いから作り上げたという。カシューナッツやブルーベリーなどを絡め、それぞれの特長を生かしながらも不思議と調和している。彩りも鮮やかで、上品さが伝わってくる。

　お酒のおつまみとして、また子どものおやつの時間に楽しめる。お土産としても喜ばれるはずだ。

　（47NEWS　松本鉄兵）