寒さと暖かさを繰り返して冬へ

日本列島は大陸に中心を持つ高気圧とオホーツク海の低気圧に挟まれ、西高東低の冬型の気圧配置となって寒気が南下しやすくなっています。
今夜から31日にかけては、これまで冷え込みが弱かった近畿~関東にも冷たい北風が流れ込み、北陸や山陰でも標高の高い所では雪が降り、関東地方では「木枯らし1号」が吹くかもしれません。
晩秋から初冬にかけては、厳しい寒さをもたらす冬型の気圧配置が長続きせず、週の後半は、11月になりますが、大陸から移動性高気圧が日本列島を通過するため全国的に風が弱く、日射があれば暖かさ感じる小春日和になります。
寒さと暖かさを繰り返しながら冬に向かいます。

気象予報士・饒村 曜

画像について:各地の週間天気予報(上段:最高気温、下段:最低気温)

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