『Tuttomercatoweb』は29日、「カメルーン代表監督のクラレンス・セードルフ氏は、ガットゥーゾを解任すべきじゃないと話した」と報じた。
2014年1月に現役を引退してミランの監督に就任したものの、前半戦の低迷を引きずった形でチャンピオンズリーグ出場権を逃し、わずか半年で解任されてしまったセードルフ氏。
その後はデポルティーボ・ラ・コルーニャを指揮し、夏からはカメルーン代表の監督に就任している。
彼は古巣であるミランについて以下のように話し、解任が噂されているガットゥーゾをチームに残すよう勧めたとのこと。
クラレンス・セードルフ 「ガットゥーゾを解任することは賢明ではないだろう。
まあ、まさに私をベンチから取り除いても全く意味がなかったことと同じだ。
彼は素晴らしい仕事をしている。クラブはこの2ヶ月間は比較的落ち着いていた。
ガットゥーゾはこのグループの団結を保つためによくやってきたよ。彼に仕事を続けさせてやらないといけないよ。
今は幸運なことに、クラブにはチームをどう組み立てるかということを知っているディレクターたちがいる。
ミランはまだ偉大なチームであるし、これからもそうだろう。それは歴史とファンたちによって紡がれていく。
結果は時間とともに構築されなければならないものだ。ユヴェントスがセリエBから上がって時代を作り始めたようにね。
ミランには長期的なプロジェクトが必要だ。レオナルド(GM)とマルディーニ(ディレクター)がいいスタートを切ってくれると確信している。
年々強くなっていくミランが見られると思っている」