SCREEN純益10%減 売上高は過去最高、災害でコスト増

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表の数字の単位は百万円。▲は減

 SCREENホールディングスが30日発表した2018年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比10・1%減の95億円になった。全国で相次いだ大型の自然災害による一時的なコスト負担が利益を圧迫した。

 売上高は、主力の半導体製造装置が国内や中国で伸び、大型パネル用や中小型ディスプレー用の製造装置も拡大。9月の台風21号に伴う出荷の遅れで製品の売り上げが一部下期にずれ込んだものの、10・6%増の1700億円と上期として過去最高を更新した。

 一方、地震や台風など相次ぐ自然災害で一時的に材料調達費が膨らんだため、経常利益は7・1%減の153億円となり、7月発表の計画を下回った。

 下期は、半導体需要は引き続き堅調とみて増収増益を予想する。大阪市内で記者会見した近藤洋一常務は「上期のロスを取り戻せない部分が残るが、通期で6年連続の増収増益、過去最高値を達成したい」と述べた。