３１日午前１時４５分ごろ、神奈川県三浦市三崎５丁目の三崎漁港で「車が海に落ちた。子どもが１人浮かんでいる」と釣りをしていた男性から１１０番通報があった。横須賀市消防局の隊員が海中の乗用車内から男女３人を発見したが、いずれも死亡が確認された。海面に浮いていた男児（１０）は病院に搬送されたが、意識があり命に別条はない。男児は車内から出たとみられる。
三崎署は無理心中の可能性も視野に、身元や転落の状況などを調べている。
署によると、４人は東京都内に住む家族で、死亡した３人は、６０代か７０代の女性と４０代女性、１０代男性とみられる。現場にブレーキ痕がなく、署は岸壁の車止めを乗り越えて転落したとみている。
